LEVI’S 501 USA リーバイス501 アメリカ製ブラックジーンズの違い 見分け方 判別方法


LEVI’S ブラックジーンズの歴史

levis

こんにちは。
リーバイスのブラックジーンズアメリカ製が入荷いたしました。
最近は人気もぐっと上がりなかなかいいサイズと値段が見つかりません。

90年代に3千円前後で買っていた身としてはなるべくいいサイズを安くと思うと仕入ができないんですよねー。

そんなリーバイスのブラックジーンズのアメリカ製の見分け方をご紹介
始めて買う方の参考になればと思います。

当時はそんな細かいこと気にせず色落ちの感じだけで買っていましたが
もちろん全部USA製でした。
普通になにげなく履いていたのがアメリカ製の初期型でした。

いい時代でしたね。

今回は当時のアメリカ製だけを対象にして判別方法や見分け方を紹介いたします。

LEVI’S ブラックジーンズの製造年代

まずアメリカ製の501ブラックジーンズの作られた年代ですが
1986年前後から2003年まで生産されていたようです。

赤耳が生産終了したといわれる86年の翌年から生産されたと言われています。
ですが一度オンラインですが85年のブラックを見たことがあるので
ここらの厳密な切りかわり年月は85年から少しづつ作っていたのでは?
と思っています。
個人的にはどっちでもいいんですけどね...

2000年過ぎから日本規格でアメリカ製での生産のモデルがありますが
これは内側のタグを見ていただくと一撃で米国製と刺繍されています。

ここら辺が最後のアメリカ製になりますがやはり人気はアメリカ企画の
アメリカ製。

これが本場というかオリジナルといいましょうか。舶来もの好きの方に
とってはこれしか認めんとなるわけです。

こちらは中に赤のタグでMADE IN USAの文字が...

やっぱこれでしょう。米国製って日本語でださっとなるわけです。

かといって日本規格の米国製が悪いわけではなく色落ちも全然いいです。
はたから見たらわからないでしょう。

値段も少しあがってきていますが半額くらいで買えるんじゃないでしょうか。

LEVI’S ブラックジーンズの生地の見分け方

そして一番見た目を左右するのが生地です。
大きく3つにわかれますが先染め、後染めです。
先染めはグレーっぽくなっっていて後染めは黒いのが特徴です。
見分け方は裏側をみていただくとわかります。

1先染めは裏側がグレー。
2後染めは裏側が黒になります。
3製品染め 内側のタグも黒く染まっている。稀に

先染めは糸を黒に染めて横糸を白にして生地を作っているので裏からみると
横糸の白が見えてグレーっぽく見えます。

表面の縦糸の黒の糸が色落ちすることでの中の白が見えてきて縦落ちになります。

多分この色落ちが当時なんだこれは色落ちするぞとなっていたかはわかりませんが色落ちしないように!ということでできた生地が後染めになります。
厳密にいうと糸は中白と呼ばれるロープ染色の糸を使用しており
簡単にいうと糸を染料につけることで染めているのですが中まで染まっていないため色落ちすると白がでてくる。

rope dye

(こちらはインディゴのロープの画像、中が白くなります)

これはインディゴも一緒ですね。
現代の服だと色落ちしたら即クレームですよね。( ´∀` )

後染めの秘密

実は後染めと呼ばれる裏地が黒のブラックジーンズもロープ染色の中白の
糸を使用しています。

ではなぜ裏の色が違うのかというと縦横に黒の糸を使用しているからなんですね。

ここら辺はジーンズを作成しているデザイナーや工場なんかでは知られていることですが消費者には後染めという言葉で通っています。
そっちのほうがわかりやすいですしね。

なんでこちらも実は履きこむと初期型のように白くなってきます。
たまに初期型と見間違えるような後染めの個体があったりしたのを見たことが
あります。
ただ縦横黒のため初期型よりも黒の色が長く継続できるのです。

 

先染めのほうが初期に生産され初期モデルとして市場価値としては高く人気がありますが古いかた高いではなく色でみたときに
後染めも濃いめでロックな感じで断然こっち派の人も多いです。

最後に製品染めですがこちらは内タグも黒く染まっていて製品になってから
染料につけているものです。
こちらが一番真っ黒。みればわかりますが染めましたという感じの黒に
なっています。

入荷商品のご紹介

今回入荷したこちらの紹介。

ブラックジーンズ

 

ブラックジーンズ

 

ジーンズレザーパッチ

 label

tab
522のエルパソ工場製 アメリカ製
ここらの工場の話はまた長くなるので割愛しますね。
96年の晩年のモデルですが
W36でL34のいいとこオーバーサイズでベルトでしぼってもいいですね。
黒なんで大き目でも締まって細く見えます。
縦横 黒 の後染めタイプ
角あたりが白くなってきていてロープ染色である特徴が出始めたとこ
後染めといわれてますが白く落ちていることから縦横ロープ染色の黒で
あることがわかります。
まだまだ色も濃く黒くこれぞブラックジーンズですといういい塩梅ではないでしょうか?
どうでしょう、結構新しめのアメリカ製も良くないですか?

詳細,プライスはオンラインストアでご覧ください。

こちらは上代未定のサンプルですが
初期型になります。

90年製造
653ミシシッピ ボールドウイン社製 アメリカ製
W31 L32

裏からみていただくとグレーになってますね。
タグは赤のリーバイスタグ 88年から94年製のものに使用しておりました。
結構見かける機会も多いと思います。

 

それぞれ色の感じは違いますがブラックジーンズ好きな方って結構色落ちしないでずっと黒いままでいて欲しい人も多く
逆に白くなったら買い替えするなんていうフリークの方もいるくらい。
初期型に傾倒して探すよりもご自身にあった色落ちをぜひ探してみてください。